仏教のことに関心をもちはじめて、去年の夏永平寺で1泊2日の参篭をした。それまで仏教なんぞには全く関心がなかったし、だいたい自分の家が曹洞宗だったなんてことすら知らなんだ。
で般若心経であるが、これに関する本を買ってきて読んだり、ネットで検索していろいろな人のHPを見てみると、同じお経でも様々な解釈の仕方があるみたいで面白かった。このお経がこれだけ多くの人に読まれているということは、これが宇宙の真理を説いているとかよりも(もちろんそういう意味もあるが)、それ以上にこれは脳内麻薬を分泌させるための強烈な呪文という意味が強いのだと思う。
大昔「レインボーマン」というヒーローもの(若い人は知らないだろーなぁ、歳がばれるなぁ)のTV番組で、主人公がレインボーマンに変身する時に「あーのくたらさんみゃくさんぼだい」と唱える呪文がとても印象に残っているのだ。他の内容はほとんど忘れているが、この文言だけは強烈に覚えている。で、それがずっと後年になって般若心経の中に入っていたのを見てびっくりしたなぁ。あと、レインボーマンの主題歌で「♪インドの山奥で、修行して〜、ダイバダッタの魂宿し〜…」も、ダイバダッタという人物が手塚治虫の「ブッダ」という漫画に出てくるし。(なにを隠そう、この漫画で仏教のことに関心もつようになったわけだが)
ちなみに愛の戦士はイケメン大王とキューティーハニーだけかと思っていたら、レインボーマンも愛の戦士ですた。(笑)