継続は力なり。ありがとうございます。明日は建国記念日です。昔は紀元節と言ったそうで、神武天皇が即位した日ということです。昔古事記を読んだ感想として、神武天皇に関する記述は多いのにその後に続く天皇に関する記述は非常に少なくなっているのが疑問でした。しかし崇神、垂仁天皇になると記述が多くなってきて、応神、仁徳になるとかなり記述が具体性を帯びてきています。崇神天皇のことを「ハツクニシラススメラミコト」と呼ぶそうですが、これは初めて国を治めた天皇という意味だそうで、だとすると初代は神武天皇なのに矛盾するじゃないかと思ったりもしたものです。でも古事記などの神話を読んでいると別の点でも矛盾はいっぱい出てくるしで、大きな流れとして全体を見渡せばよいのだ、との結論に達しました。もともと神話とはそういうものじゃないかと。そして神話の時代から歴史の時代への転換もだんだんと年月を掛けて移行していったと思えばいいじゃないかと。また古事記を読み返してみようかとも思ったりしました。