歴史の最近のブログ記事

今日も一日ありがとう

継続は力なり。ありがとうございます。明日は建国記念日です。昔は紀元節と言ったそうで、神武天皇が即位した日ということです。昔古事記を読んだ感想として、神武天皇に関する記述は多いのにその後に続く天皇に関する記述は非常に少なくなっているのが疑問でした。しかし崇神、垂仁天皇になると記述が多くなってきて、応神、仁徳になるとかなり記述が具体性を帯びてきています。崇神天皇のことを「ハツクニシラススメラミコト」と呼ぶそうですが、これは初めて国を治めた天皇という意味だそうで、だとすると初代は神武天皇なのに矛盾するじゃないかと思ったりもしたものです。でも古事記などの神話を読んでいると別の点でも矛盾はいっぱい出てくるしで、大きな流れとして全体を見渡せばよいのだ、との結論に達しました。もともと神話とはそういうものじゃないかと。そして神話の時代から歴史の時代への転換もだんだんと年月を掛けて移行していったと思えばいいじゃないかと。また古事記を読み返してみようかとも思ったりしました。

 

いいくに作ろう鎌倉幕府

って日本史の年号を覚えたのに最近の教科書では1185年だってぇ?だって源頼朝が征夷大将軍に任ぜられたのは西暦1192年でしょう?鎌倉幕府の成立はどう考えても1192年が妥当です。日本史のその後の武家政権のことを考えれば、「征夷大将軍」の名前がいかに大事なものであるかわからんのかね。それに日本は易姓革命が無く(大昔はあったのかもしれんが)上手に権威と権力を分離していたわけだから名目上であっても朝廷から官職を任命されることは決定的に大事だったはず。1185年に守護地頭をうんたらかんたらとかいいだしたら、江戸幕府だって徳川家康が関が原の合戦で勝利した西暦1600年が成立の年号になる。さらに言えば鎌倉幕府だって本当の意味で朝廷より権力が上になったのは承久の変以降ではないのか?実質的な力の関係で成立年号を決めていたら説が乱立して収集がつかなくなる。

 

 

まぁでもあと2183年後の西暦4192年に、日本ではキャバクラが繁栄を極めついに「よいくにくつろうキャバクラ幕府」となって日本史に残るかもしれん。

2020年4月

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