JRの周遊きっぷが3月31日をもって全廃とのこと。鉄道旅行が好きな私としては残念至極。国鉄時代の周遊券からJRになっても周遊きっぷとして続くこの制度は広範囲に旅行する人にとってとてもいいきっぷであり、よく利用させてもらいました。ただ周遊きっぷになってからは発券が相当複雑なようで延々とみどりの窓口で待たされるため、後ろの人が気になってできるだけ空いてる時間帯に行って買うなど、買う側も苦労するきっぷではありました。学生のころアルバイトで貯めたお金で東北ワイド周遊券とか北陸ワイド周遊券で旅をした記憶があるです。本当は北海道ワイド周遊券とか九州ワイド周遊券で何日間も旅をしたかったのですがそこまでのお金と時間はなかったです。その後社会人になってからは国鉄もいつしかJRとなって周遊券は周遊きっぷに名称も替わり、遠くへの旅行でよく使いました。一番使ったのは福岡ゾーン。行き帰りの乗車券が2割引になるので遠くになればなるほどお得感が強いのです。ゾーン内の特急自由席は乗り放題だし。でもJRにとっては発券がめんどくさいからか、発売にきわめて消極的で一般にはあまり浸透しなかったのでしょうか?でもこれからはLCCの本格参入で長距離旅行者を取り込まなければならないのにJRは時代に逆行しているとしか思えないのです。博多駅や小倉駅での新幹線から在来線特急への乗り継ぎ割引制度は廃止するわ、寝台特急を廃止するわで、長距離旅行者をよけいに航空機に追いやる方策をJRはとっているです。列車に乗っている時間も旅行の内と考える人間も大勢いるとおもうんだがなぁ。
鉄道の最近のブログ記事
新開発の車両になるとのこと。ところが、最高速度が上がるため割増料金を取る都合上「こまち」の名前のままではまずいらしく別の名称にするらしい。古い型の車両もまだ残るからこちらの方は「こまち」のまま、新型は別名称にしないと利用者にはわけわからんからなぁ。(ここの事情は「はやぶさ」と「はやて」の関係と同じ)ここはやはり秋田ということで「なまはげ」号でいいのではないか?
○番線の電車は、○時○分発、新青森・秋田行き、「はやぶさ1号」「なまはげ1号」でございます。黄色い線の内側でお待ちください。なお「なまはげ号」の車掌および車内販売員はなまはげの姿にて接客サービスいたします。とかだったら是非乗りたい。(子供が車内を騒ぎ回らないのでよいアイデア)
東海道・山陽新幹線から100系と300系が引退だそうな。300系ははじめて「のぞみ」を名乗った車両。前の前の会社にいたころ広島への出張で初めてのぞみに乗った記憶がある。たしか'93年頃だった。当時は東京・広島間3時間55分だったはず。その後何度も乗ったけど山陽区間ではよく揺れたなぁ。最高速度は270km/hで同じでも東海道区間の方が揺れが少なく感じた。登場して20年でもう引退か。お疲れ様でした。
49日ぶりに開通したとか。今日をもって青森と鹿児島が新幹線でつながったことになります。本来なら先月の12日に九州新幹線全線開業と同時に青森と鹿児島がつながったはずでしたが、ちょうど前日の大地震により東北新幹線が分断されてしまい、そして今日にまで延期されていました。(まぁ物理的には東京駅で線路はつながってはいないのですけど新幹線のみで行けるという意味です)
一度、新青森から鹿児島中央まで(はやぶさ⇒のぞみ⇒さくら)すべてグリーン車で乗りとおしてみたいものです。1日でやるとヘトヘトかもしれませんが。昔飯田線を全線乗りとおした際、鉄分の補給は当分やめておこうという気分になったものですから。
運賃特急料金が発表されたとのこと。直通のさくらに乗る場合、特急料金は山陽区間と九州区間を別々に計算して合算するらしい。なんつーことかのぅ。これじゃ割高な特急料金になってしまいちょっと残念である。今はデフレ不況でみんなお金にシビアだからこの割高感はマイナス要因だなぁ。まぁJR九州にしたって膨大なリース料を払わなければならないらしいのでしかたがないけど。でも従来にくらべてスピードUPするわけだから許容範囲とも言えるし。まぁ今から乗るのが楽しみではある。
東北新幹線が全線で開業となります。暫定開業時からの車両である200系を新青森まで一度でいいから運転してほしいなぁ。
うれしい限りであるが、今現在も北陸新幹線は建設中で2014年度開業を目指しているとのこと。でも喜んでばかりいられないこともいろいろあるわけで、「並行在来線問題」が一番の問題だろうか。並行する在来線の経営からJRが手を引いてしまうため、残された在来線は第三セクターとかいう方式で経営が引き継がれるわけだけど。今回東北新幹線が全線開業すると八戸・青森間もJRから切り離されるらしいので、これで盛岡・青森間の在来線(東北本線)はJRでなくなる。運賃は上がるし、今まであった特急列車は無くなるしで新幹線駅ができなかった自治体はたまらんと思う。長野県の小諸市なんてその最たる例ではなかろーか。(高校の時、強行遠足の目的地が小諸市だったこともありなぜか小諸には同情してしまう)