2012年1月アーカイブ
昔は小学校の校庭に必ずあった二宮金次郎の銅像が最近は撤去されているとのこと。時代にそぐわないとかの理由らしいが、中には「本を読みながら歩くのは危険」とか「学童に労働させるのはおかしい」とか。え?それ本気で言ってるのだろうか。現場の教師が児童に説明すれば済むし、それをきっかけに歴史やらなんやらの勉強にもなるし、本当になんだかなぁの気分になる。日本が今日ここまで経済発展したのは国民が勤勉だったからじゃないの?
といいたい。あたかも増税が当たり前かのような言い回しばかりして本当に腹が立つ。何度も何度も言うようにデフレ不況下での増税は狂気の沙汰。今日本はデフレで円高。いくらでもお金が刷れる状況にありながらお金を刷って公共投資に回さないで真逆のことをする。民間が設備投資できないのだから政府がお金を刷って公共投資をするんだ。デフレでお金の価値が「上がり過ぎて」いてお金を持っている人は「貯めておいた方が得」だからお金を使わないんだろう。貯めすぎて使わないんだから替わりにお金を刷って公共投資するのが政府の仕事なんだ。ずうっとと日本は貿易黒字で世界中からお金もうけしてこれだけの円高になっているというのに。今回の震災等で重症を負った日本経済に対して、円高デフレを利用せず、放置どころかさらにデフレを加速させようとする。一部の大金持ちと大多数の貧民という世界を望む勢力の陰謀としか思えない。
今朝起きたら少しだけ雪が積もっていました。でもあんまり寒くは感じないです。冬は大抵、晴れた日の方が寒いです。
早速TPPがらみでアメリカのビッグ3が日本の軽自動車の規格を廃止するように求めてきたとか。まぁそのうち日本で銃が売れないのは銃刀法があるから銃刀法を廃止しろと言ってくるわな。もちろんできないことはわかっているから、それじゃあということで別の方面でとんでもない要求をつきつけてくるだろ?じゃあBSEの肉を入れろだとか、遺伝子組み換え大豆の表示義務をやめろだとか、国民皆保険制度をやめろだとか。そもそもTPPとは国内をアメリカと同じ環境にしろということじゃないの?非関税障壁は国の形そのものなのに、TPP賛成派の政治家の議論はアホすぎる。国内に山積する問題の解決に外圧を使ってはいけないことは歴史が証明している。
東海道・山陽新幹線から100系と300系が引退だそうな。300系ははじめて「のぞみ」を名乗った車両。前の前の会社にいたころ広島への出張で初めてのぞみに乗った記憶がある。たしか'93年頃だった。当時は東京・広島間3時間55分だったはず。その後何度も乗ったけど山陽区間ではよく揺れたなぁ。最高速度は270km/hで同じでも東海道区間の方が揺れが少なく感じた。登場して20年でもう引退か。お疲れ様でした。
最近橋下大阪市長がテレビに出て、連続性を断ち切るとか発言しているが、政治家が連続性を断ち切るとか言うのは本当にいかがなものかと思う。継続性や連続性はむちゃくちゃ大事なことなのに。なんでもかんでもゼロから新しく作り直すことは「一番簡単」で「安易な方法」だと思う。そして一番死ぬ人が多い方法だと思う。中華帝国の王朝交代を見れば一目瞭然ではないか。ハードランディングをするのであれば政治家とか政治とかは必要ないのじゃないかとも思う。日々の改革は着実に進んでいると思うのだけれどもなぁ。昔より今の方がずっと進歩してるっしょ。少しずつ進化してるの。昔の悪いところや不具合のところをだましだまし使い続けていくの。ソフトウエアをずっとやってきた人間からすると、なんでもかんでも一気に新しく作りなおすなんて、一番安易で被害の大きい方法。創業より守成の方が難しいって唐の太宗皇帝も言ってたらしい。
(1日遅れですいません)