自衛隊の

イラク復興支援は、いままであまり日の目をみることのなかった隊員たちが脚光を浴びるという点では確かに進歩かもしれん。

(もちろんいままでも災害救助などで活躍していたが)

しかし、その原因となったイラク戦争に関してはアメリカ側の掲げる大義に重大な疑義が感じられ、どうしても納得できん。

あと、

カネだけではだめだ人も出さねば、とか、

前回の湾岸戦争の時、日本はカネだけだしてちっとも感謝されなかった、と言う政治家がいるが、とんでもない言い草である。

日本が経済大国である裏には、毎年3万人の自殺者と1万人の交通事故死者がいるわけで、これらは間違いなく経済戦争という名の戦いでの「戦死」である。

この英霊たちの犠牲の上に日本の経済力が成り立つわけで、「カネだけじゃだめ」という言い方はとても腹が立つ。

ともあれ、隊員たちの無事の帰還を祈ります。

2020年3月

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このページは、アローブックぱそこん教室が2004年3月16日 21:53に書いたブログ記事です。

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