今「独裁国家で何が悪い」というテレビ番組を

見ているが、確かに最近の政治のあり様を見ていると独裁者に憧れる心情はわかる気がする。独裁政治はきわめて効率的な制度なわけで、独裁者がものすごく有能な人ならその治世はおおむね人々は幸せだろう。しか~し、たった一人のカリスマ性でもっているような国はすべてがその一人にかかっているわけで、その一人に何かあった場合、大混乱に陥ってしまう。これは軍隊でも企業でも何の集団でも同じかもしれない。つまり民主主義というのは、どんな人が政治家になってもある程度のレベルの政治ができるようにしたシステムかもしれない。カリスマに頼った集団は短期的には強くてもやはり長期的に見れば弱いものだと思う。
ということで、カリスマ性をもった政治家の出現を求めるのはやめた方がいいのではないだろーか。

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このページは、アローブックぱそこん教室が2008年9月17日 20:50に書いたブログ記事です。

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