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JR北海道の事故が後を絶たない。鉄道というものは線路の維持管理や車両の保守に多額のお金のかかるものであり、人口密度が極端に低くて路線長の長いJR北海道は経営上きわめて不利な立場である。本州のJR東・JR東海・JR西のように新幹線や大都市間を結ぶ幹線を持っている鉄道会社と比べることは土台無理な話だと思う。JR四国だって同じで経営は苦しい。国鉄の分割民営化の弊害であることは間違いないけど、だからといって国鉄があのままでよかったかと言われれば「?」だけど。でも道路整備には多額の税金を使うのに鉄道は民間会社でやってくれというのも疑問だよなぁ。まぁ政治家による我田引鉄のおかげで国鉄はあんなメチャクチャになったわけだし、でも国土の均衡ある発展は大事だし。民間でできることは民間でというのはわかるけど、じゃあ中央から離れた過疎地帯はどうするの?道州制とか橋下さんが言うけど貧しい地域はますます貧しくなる。そうやって末端の方をおろそかにしていると北はロシアが南は中国が虎視眈眈と狙ってくるのではないでしょうか。末端の地域を粗末に扱っていると、そんな粗末にしているなら我々がもらいますって、だから国土の保全というのは難しいのだなあと感じます。

2020年4月

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このページは、アローブックぱそこん教室が2013年9月23日 10:44に書いたブログ記事です。

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