最近のテレビニュースで

中国の新幹線のことが取り上げられていた。和諧号と言うらしい。ググって調べてみるとJR東日本と川崎重工が技術供与したとかで、現在東北新幹線を走っているE2系がそのモデルだという。たしかにYouTubeの動画や写真などを見てみると先頭形状といい連結器部分の造作といいE2系によく似ている。で、ふと思うのだが、日本の新幹線って日本という環境にジャストフィットさせて作らているものを大陸国である中国が使うことは果たして理に適っているのだろうか?という疑問がわく。日本は火山国で地震が多く、人口密集地帯を線路が走り、さらに山岳国であるゆえに異常にトンネルが多い。高頻度運転もしなきゃならんし、等々。なんか大陸国と日本では根本的に高速鉄道に求められる条件が違いすぎるような気がする。アメリカに売ろうとした時も車両側に衝突安全を基準を求められたとかで、線路が完全にクローズドな日本と、外から何者かが線路内に侵入してくる可能性を考えるアメリカとの国情の違いを見せつけられるし。日本独自の技術を売っていくというのは難しいことなんだなぁと思う。

2020年4月

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このページは、アローブックぱそこん教室が2011年6月29日 12:13に書いたブログ記事です。

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