経団連会長が政府に為替介入を求めた

とのことだが違和感がぬぐえない。経済界のお偉いさんたちはこれまで労働者がいろいろ言うと、それは「甘え」だとか「努力が足りない」だとかさんざん言ってきたはず。今回の急激な円高に対して政府に助けを求めるということは、今後は労働者に対して二度と「甘え」だとか「努力が足りない」だとか言わないでいただきたい。今までも国策として政府は輸出企業を後押ししてきたわけだから、輸出企業はさんざん政府や地方自治体に助けられてきたはずである。それを正社員を解雇して派遣社員に置き換え、さらに派遣切りをしてきた。さらには移民を受け入れろだとか世迷言を言うしまつである。これが経済界の偉い人たちの言う資本主義というやつなのだろう。今回のような急激な円高であっても政府に介入を求めるのは彼らの言う本来の資本主義のあり方に矛盾しているのではないか。

それにしてもさらに円高が続けば益々デフレが加速することになるのか。もうお札を刷ってばら撒くしか方法がないのではないかのぅ。(ぶつぶつ)

 

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このページは、アローブックぱそこん教室が2009年11月27日 15:54に書いたブログ記事です。

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