昨日の日曜洋画劇場で

「男たちの大和」を見たのだが、なんというか正直言ってがっかりした。もっと史実(に近いもの)だけを淡々と描く映画の方がいいし、なにより戦闘シーンに真実味が感じられなかった。劇場で見ていないのでいろいろなシーンがカットされているかもしれないのでなんともいえないが。日本で戦争映画作ると、そこには必ず反戦メッセージを過度に入れないといけないようで、それが映画自身を駄目にしているように感じる。もっと淡々と描いた方がずっとメッセージ性は強くなるのに。あと書物で読んだのだが戦艦が主砲を発射する時は外にいる要員はその衝撃に耐えられないから艦内に退避するらしいのだが、今回の映画でそのへん描かれていなかったような。あと数次にわたる雷撃で左舷に10本以上の魚雷を受けて沈んだはずなのに爆撃で沈んだように描かれていたのも解せない。テレビだからカットされていたのかなぁ。以前これもテレビで見た回天特攻隊を映画にした「出口のない海」の方がずっとよくできていたと思う。

2020年3月

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
Powered by Movable Type 4.38

このブログ記事について

このページは、アローブックぱそこん教室が2008年9月22日 11:23に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「ここのところずっと雨模様」です。

次のブログ記事は「今日も一日ありがとう」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

月別 アーカイブ