この前の地震による脱線といい、何かが起きるとすぐに「安全神話の崩壊」とか言って騒ぐマスコミって、ほんとーにアホーの代名詞ですな。よく考えてもみて欲しい。直下型の震度6の地震(もちろん天災)で時速200km/h以上の速度で運行している新幹線が脱線はしたが転覆せず、死者が1人もでなかったことは驚嘆に値する。もちろん運があったとはいえ、そればかりではなく、日ごろの鉄道技術者たちの不断の努力の賜物だろう。いつだったか運転手が熟睡してた時だって、ちゃんと事故もなく(ちょっとホームの停車位置がずれただけ)ことが済んでる。これはATC装置のおかげだが、そういう隠れたところにいろいろな安全対策が施されているのは、日本人技術者がいかに優秀か物語っているのだと思う。もちろん防ぎようのない想定しえない事故だって起きる時はおきるのだが…
それをアホなマスコミは「安全」は「神話」だと。まるで「神風」が吹いたから「元寇」は失敗に終わったような言い方か。元寇が失敗したのは鎌倉時代の御家人たちが元軍に夜襲をかけて夜間は船に戻らざるをえなくしていたことも要因の1つだろう。まったく影でどれだけの人が努力しているか考えもせず、マスコミは「安全は神話」の一言で終わらせるのか。