今日も一日ありがとう

継続は力なり。ありがとうございます。
僕が所属していた夢甲斐塾で1期から15期までの塾長を務めた上甲晃先生のお話にマザー・テレサの話があります。
ある時、上甲先生はマザー・テレサにどうしても会いたくてインドのカルカッタに行ったそうです。当時のカルカッタは何百万人という路上生活者がいて、街のいたるところに行き倒れの人が点々としていたそうです。マザー・テレサは他のシスターたちとともに、その死にそうな人を抱きかかえ、「死を待つ人の家」というところに連れてゆき、身体を拭いて、着替えさせて、一杯のスープを飲ませて、最期を看取るのだそうです。せめて死ぬ時は人間らしい姿でということなのです。
上甲先生はマザー・テレサにやっと会い、そして聞いたそうです。
「なんで、あんな乞食(←あえてこの言葉を使ったようです)みたいな人をこうまでしてお世話できるのですか?」
そしたら、マザー・テレサは言ったそうです。
「あの人たちは乞食ではありません、イエス・キリストです」
「イエス・キリストは、あなたの志が本物がどうか見極めるため、あなたにとってもっとも受け入れがたい姿となってあなたの前に現れるのです」

こういう話を聞くと、僕を悩ませた会社の上司、強烈な嫌味の納入先の工場担当者、怒鳴り散らす客、顔も見たくなかったのに、あれは「イエス・キリスト」だったのか?

2020年4月

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このページは、アローブックぱそこん教室が2017年1月19日 15:49に書いたブログ記事です。

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