九州新幹線長崎ルートが着工とのニュース

を聞いたが、本当に本当になんだかなぁの気分である。どうしても作るのなら「全線フル規格」でないとまったく無意味だろうに。全線フル規格でやっていけないのなら最初から作るのをやめるべき。一部区間がフリーゲージトレインでなんて、なんと「アホ」なことを決定するのだろう。フリーゲージトレインとは軌間変換(新幹線は1435mmで在来線は1067mm)が可能な車両のことで、現在の技術では台車が重く複雑な構造になることから車両価格は高く、それに軌道破壊も大きい。専用のレーンを通って客を載せたまま軌間を徐々に変換するのだけれどもその時間もかなりかかるらしい。しかも軌道破壊が大きいからJR西日本が管轄する山陽新幹線への乗り入れを拒否される公算が大という。在来線を活用するなら山形・秋田新幹線のようにミニ新幹線方式の方がまだマシだけど、これだと在来線を何年も止めて工事しなきゃならんし、ということで妥協に妥協を重ねてこうなったのだろうが、こんな中途半端なことならやらない方がマシ。とりあえず新鳥栖・佐賀間をフル規格で作って新八代のように同一ホームで特急かもめに乗り換えられるようにした方がずっといい。そして財政に余裕ができたら佐賀から長崎をフルで作ればいいのにと思う。

2020年4月

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このページは、アローブックぱそこん教室が2012年8月19日 09:58に書いたブログ記事です。

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