どうやら

JR西日本の日勤教育の酷さは本当だったらしい。今までそーゆー話はうわさとして流れていたらしいが、いろいろなメディアの話を総合するといわゆるイジメに近いことが行われていたとのこと。今の日本の様々なシステムは鉄道に限らず、現場の人間の神技的職人芸によって保たれているような気がする。いまだに太平洋戦争時代の精神主義思想が根強く残っているのではないか。つまり失敗するのは精神がたるんでいるからだ、の一言で片付けられる。科学的合理的思考より精神力の方をことさら重大視する思想で(もちろん精神力は大事だが)、先の大戦に負けた要因の一つとしておおいに反省したのではなかったか?
あと、事故当日乗り合わせた運転士2名が事故現場から立ち去ったことをマスコミがことさら言い立てているが、これも精神主義に毒されている証拠ではないのか?その2名の運転士には別の任務があったわけで、ではもし今回の事故が軽微で本来の仕事をほったらかしにしたことによって別の大事故が発生していたとしたら、マスコミは何と言っただろーか?

2020年3月

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このページは、アローブックぱそこん教室が2005年5月13日 20:26に書いたブログ記事です。

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