伊奈ヶ湖研修(2004.11.06-07)

2004.11.6-7 ウッドビレッジ伊奈ヶ湖にて宿泊研修を行いました。その時の記録です。
4期生の宿泊研修は2回目ですが、私は前回欠席していましたので宿泊を伴う研修は今回が初めてです。(ドキドキ)
4期生の集まりに久しぶりに参加することになったNさんを迎えにまわってから、ウッドビレッジ伊奈ヶ湖に到着。
開講オリエンテーションで2日間のスケジュールを確認し、早速「ほうとう」の手打ち体験へ。
張り切ってこねるⅠさん。
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2名の先生のご指導により貴重な体験をさせていただきました。ほうとうをこねるって思ったより力がいるかなりの重労働だということがわかりました。見ていると簡単なようですが、やってみると大違い。
いつもの剪定作業とは異なり、戸惑うSさん。
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先生による引き伸ばしの実演です。その後何人かが挑戦しました。
先生によると、ほうとうは蕎麦に比べればずっと簡単とのこと。(蕎麦粉はうどん粉にくらべて粘りがないからでしょうか。)
感心しているWさん。
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引き伸ばしたほうとうを包丁で切って、大きななべで煮て完成です。野菜もいっぱい入っていて、うーーん、うまそう!
配給を受けるMさんと、給食当番を思い出すMさん。
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こちらはお誕生日班です。今回のお誕生月の人へのプレゼントとして苔玉を作成するAさん。すべて付近から調達してきた苔をつかいその場で作っていました。
へぇーー、こんなん知らんかった。(おもしろそう)
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夕食後、塾長が到着するまでの間、各自が1~5分くらいで将来の夢等を語ってもらうことになりました。
一人ボケ・ツッコミを入れるFさん。
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いつもながらのMさん。
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久方ぶりに登場で眠そうなNさん。
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仕事で遅れて到着のMさん。
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この後、塾長が到着。研修室に移り講和を聞きました。いつもながらの熱い語り口に感動しました。人生にハンデ無し、人は弱点に救われる、という内容で、私なりの要約は以下のとおり。

松下幸之助は生き方の名人。あるとき松下幸之助に長生きの秘訣をたずねたら、それは身体が弱かったから、と答えたそう。
身体が弱かったからサラリーマンが勤まらず、独立自営しか道がなかった。
身体が弱かったから自分が先頭に立って動けず、部下を信頼して仕事を任せる他なかった。
貧乏でお金が無かったから、最初の給料が(たったの)五銭でもうれしかった。
→「すべてを生かす」ことが大事。
どんなに困ったことが起きても、人間の力でどうにもならないことに困り切ってはいけない。→困りながらも「なんとかそれを生かせないか」を考える。
あと、聞く耳を持つことが大事。人の話を聞きとどけること。→運命にかかわる
そうしていると情報が向こうからやってくるようになる。
世の中に「話し方」講座はあるが、「聞き方」講座は無い。前者はテクニックであり、練習でうまくなるが、後者は人間性が出る。つまり
「聞く力=心の力」であり、すなおな心、謙虚な心がなければだめ。
聞きとどけてくれたということは自分を受け入れてくれた、ということ。
商売をしていてもっとも宣伝効果の高いものは、「感動したお客様のクチコミ」。お客様の言葉を聞きとどけることによって、お客様が自分は受け入れてもらったことに感動する。
衆知を集めることが大事。風通しのよい職場にして、悪い情報ほど早く伝わるようにしておかなければいけない。
反対意見は落とし穴を教えてくれる。人の話を聞くことが大事。
松下幸之助は学歴が無かったからこそ、すべての人を師とでき、すなおに聞くことができた。
とある社長の話では、いつも幸せの椅子と不幸の椅子があり、どっちに座るかは自分が決めるとのこと。その社長は小児麻痺で小さいころいじめられたが、あるとき窓に映った自分の姿を見てやっぱり可笑しいと思い、心が楽になったという。
鳴かぬなら、それもまたよしホトトギス。
(自分の思いどおりにならないこと)、それもまたよしホトトギス。
梅の木や桃の木は、平地だけに植えられているのではなく、中にはとんでもない斜面に植えられているのもある。にもかかわらず、そんな境遇を嘆くことなく、劣悪な条件下で精一杯に花を咲かせているではないか。
人生にハンデ無し。


講和が終わってひと段落ついたところで、塾長を交え懇親会となりました。
この日は11月生まれの4期生3名と10月31日生まれの塾長の計4名のお誕生を祝う会となりました。
バニーガール姿でがんばるHさん。
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はっぴばーすでーつゆ~、はっぴばーすでーつゆ~、はっぴばーすでー…
部屋の照明を消し、幻想的な雰囲気に。
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出し物は、
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オメデトウの人文字でした。
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その後懇親会は夜中まで続き、みなで熱く?語り合いました。


翌朝はみんなで付近を散策。周りの山々の紅葉を楽しんだ後の朝食はまた格別です。昨晩のほうとうにごはんを入れて煮込んだ「おじや」です。
シュークリームのデザート付きです。
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みなで持ち寄った4期生のシンボル旗案の選定を行いました。前日から壁に張り出しておきました
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最終選考で貝の絵に夢の文字のやつが選ばれました。なんと不肖わたくしめの作品です。これを手直しして再度煮詰めることに。
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塾長が一足先に帰られるというので、記念撮影です。
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塾長が帰られてからは、技あり講座が開講されました。
写真は技あり講座の1つで、Nさんによるアイスブロークンゲーム(この表現でよかったとですか?Nさん)だそーです。
なんでもまだ打ち解け合っていない人同士が打ち解けあうためにするゲームのようです。一人が脚立に登って、そのまま後ろ向きにまっすぐ倒れるのを、下で他の人たちが受け止める、という要領です。
はじめての体験でしたが、まっすぐ後ろに倒れる時はものすごく「怖い」です。後ろで受け止めてくれる人たちのことを本当に信頼していないとできんです。こういう体験をとおして仲間意識が高まるということか。(うーーん、あたらすぃ発見!)
写真は倒れこむBさん。
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こちらは、Kさんによるゴミ分別講座。ふだん何気なく捨てているゴミですが、ちゃんと分別して出すことがいかに重要か大変参考になりました。

ウッドビレッジ伊那ヶ湖を後にしてから、Kさんの案内で、㈱田丸南アルプス営業所の見学を行いました。ここでは各地から集められたペットボトルが四角い塊になって「商品」になっていく様子がわかります。はじめて見ました。勉強になります。
普通我々はモノを生産する方ばかりに目がいっていて、処分する方はあまり関心がなかったということに気づかされました。
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いやー、今回の研修ではとても有意義な時間を過ごすことができました。皆さんお疲れ様でした。

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このページは、アローブックぱそこん教室が2008年8月21日 13:52に書いたブログ記事です。

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