昨日のブログでは虚心坦懐に物事を見る

ことの重要性を偉そうに書いたが、このたびの民主党小沢幹事長の記者会見はどう虚心坦懐に見てもきわめて不適切なものであったと思う。天皇は政権与党の言うとおりに行動すればいいんだ、というふうにしか聞こえない。天皇陛下はご自分で意思を表明することは立場上できないから宮内庁が替わって苦言を呈したと思われる。事業仕分けの時もそうであったが、「役人ごときが何をいうか」という雰囲気を漂わせており、感心しない。役人と言ってもそれぞれがその道のエキスパートであり、いわば広義の技術者ということだろう。技術者の言うことをしっかり聞かない(その意見を採用するしないは別だが)会社の役員みたく道を誤りそうである。上の者が聞く耳もたないってことは下の者はもはやなんにも諫言しなくなるから。民主党の中には小沢幹事長に諫言する人はいないのだろうか。

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このページは、アローブックぱそこん教室が2009年12月16日 15:59に書いたブログ記事です。

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