本田健という人の

「スイス人銀行家の教え」という本を読んでいる。今2/3くらいまで読み終えたところだが、すげーーー面白い。目のうろこがいくらあっても足りないくらい感心させられる。表面上はお金との付き合い方を指南する本だが、これは人生いかに生きるべきかを説いた本と思う。その中の一節でホフマンさんが、

「私は、毎日、お金がもたらす奇跡に感謝している。お金を払う時、自分に余裕があることに対して感謝する。」

と言うところは、仏教で言うお布施の思想に一致しているような気がする。ブッダは弟子が托鉢に回る際、なるべく貧乏な人々から施しを受けるよう注意したと言われる。「貧乏だから余裕が無いのではなくて、余裕が無いから貧乏なのだ。」ということを言いたかったのだと思う。

これをもう少しアレンジすると「幸せだから感謝するのではなくて、感謝するから幸せになれる。」になるのか。

2020年3月

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このページは、アローブックぱそこん教室が2004年6月19日 20:40に書いたブログ記事です。

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