ついに組み立て最終号です。やっとここまできました!
最後の部品。
これはナニに使うのかと思ったら、ヘッドを加熱した状態でノズルを増し締めする際に(ヤケドしないように)使うものでした。
ここでパソコンにidBoxを制御するソフト「Repetier-idbox」およびドライバーをインストールしておきます。その後パソコンとidBoxをUSBケーブルで接続します。
このRepetier-idboxおよびその前段階のドライバーをインストールする際に注意する点は、インストーラーを起動する時にダブルクリックではなく、右クリックして「管理者として実行」を行うこと。あともうひとつは、ノートンアンチウイルスがインストールを妨害していないかを確認することです。私の場合パソコンに導入しているノートンアンチウイルスが「Repetier-idbox」をウイルスと判定してインストールを失敗させていました。なのでノートンを一時的に無効にしてインストールしたところうまくいきました。ディアゴの掲示板で見ると「Repetier-idbox」のインストールでつまづいている人がとても多いようなので参考まで。
Repetier-idBoxを起動します。
説明に従って操作します。ちゃんとモーターが回ってヘッドがキビキビと動きます。X軸,Y軸それぞれの方向に正確に動いている模様。ちょっと感動!(配線ミスってなかった!)
説明書に従ってスクリューシャフトがまっすぐになるように調整してZ軸モーターを固定します。
次にヘッドの加熱試験。200°まで加熱してみます。十分加熱したら、ノズル部分を増し締めします。
読者プレゼントでもらったビルドタックというシートを造形テーブルに貼り合わせます。
ビルドタックを貼った造形テーブルです。
造形テーブルをクリップでテーブルベースに留めます。
造形テーブルの4隅の高さ調整をします。結構めんどう。
説明に従ってZ軸を少しずつ動かしながら調整してゆきます。
Z=0.00の時に造形テーブルとノズルの隙間に名刺1枚が入るくらい(少し抵抗がある感じで)に調整します。
これを4隅でやります。
一応これで3Dプリンタとしては完成です!
次にフィラメントをセットして試しに造形してみます。これも読者プレゼントでもらったPLAを使います。フィラメントって結構固いです。触った感じ茹でる前のパスタの束みたいです。
パスタじゃなくてフィラメントをエクストルーダー部に通し、さらに白いチューブを通します。
ヘッドを加熱してから、フィラメントの先っぽをヘッドに差し込むとフィラメントが解けてゆく感覚がわかります。ノズルからフィラメントが垂れてきます。これで準備は整いました。
早速、例題用のデータをディアゴのサイトからダウンロードしてきて、Repetier-idBoxに読ませて造形を開始させます。
おおっ!ちゃんと形になってる。感動です。
1時間40分くらいで出来上がりました。はじめての作品です。
でも剥がすのに苦労します。